犬のいびきは病気のサイン?!
愛犬が寝ている時にたまに「いびき」をかいている、なんてことありませんか?
「おじさんみたいだなあ〜笑」
なんて言ってる場合じゃないかもしれませんよ。
「いびき」には意味がある?!
いびきをかきやすい犬種もいる
生まれながら、いびきをかきやすい犬種もいます。
それはズバリ、生まれつき鼻が短い犬種、短頭種の犬。
具体的には、ブルドッグ、パグ、フレンチブルドッグ、ペキニーズ、
シーズー、ボストンテリア、狆、ペキニーズなどです。
これらの犬たちは生まれつき鼻がつぶれているために鼻腔が狭く、
空気の通りが妨げられやすいという性質を持ちます。
このため、いびきをかきやすいのです。
肥満
これは人間も犬も同じ。
太ってついた脂肪が気道を圧迫して狭くなってしまうためです。
ダイエットに励みましょう!
タバコ、吸ってませんか?
タバコの煙は犬にとっても大きな刺激物です。
犬が生活する空間ではタバコは吸わないでください。
タバコを吸う際は犬が来ないところで吸うことや、もちろん禁煙もお勧めします(笑)
あとは空気清浄機をつけましょう!
特に、愛犬にアレルギー体質が見られるワンちゃんは要注意です。
◇病気のサイン?!
軟口蓋が長く、気道を閉塞してしまう先天性疾患。
ブルドッグやシーズーなど短頭の犬種に多い病気です。
いびきのほか、食べ物が飲み込みにくいなどの症状があり、
通常は軟口蓋の切除手術で快方します。
チワワやヨークシャーテリア、ポメラニアンなどの小型犬に多く見られます。
「いびきのような」音を出すことがあります。
いびきのような呼吸音が聞こえることがあります。
イビキと合わせて咳をするようになるため、
愛犬がいびきと共に咳をする場合は心臓肥大を意識しましょう。
この場合、咳が出るのですがグーグーやガーガーなど、
あたかものどを鳴らしているかのように聞こえます。
対策
犬の寝相を確認!体勢を変えよう
犬がいびきをかく時、大抵人間のように大の字で寝ています。
もしあなたの愛犬が決まった体勢の時にイビキをかくようであれば、
体勢を変えさせてみてください。
背中を丸めて寝られるようにすると、
それほどイビキをかかなくなるようになると思いますよ。
もし、あなたの愛犬がいつも同じ体勢の時にいびきをかくようであれば、
寝相を変えてあげるようにしましょう。
他の体勢ではいびきが止まるという場合は、
体勢の変更だけでも大きな効果が期待できるでしょう。
動物病院へ行こう!
原因が分からないときは、速やかに獣医に診てもらいましょう。
たかがいびき、されどいびき。
意外な病気の徴候である場合もあるため、気になったらすぐに獣医さんに相談しましょう。